おはようございます。
アセットアカデミーのナオキです。
このチャンネルは「一棟アパート、一棟マンション」を中心とした不動産投資の「提案技術」を身につけたい、そんな皆さんを応援するチャンネルです。
ぜひ最後までお聴きください。
今朝は、「融資について」お話をしたいと思います。
不動産投資のご提案をする際に、一番、いただく要望でもありますが、
収益物件への融資には大きく分けて2つの形態があります。
1つは・・・
「アパートローン」の商品型と、
もう1つは・・・
「プロパーローン」という事業用型
この2つです。
アパートローンは、ある程度内容が決まっていて、
その決まった条件で貸し出しが行われるものです。
ですから、金利や融資期間、融資割合も、ある程度決まっており、
それに当てはめて融資を行ないますので、
ある意味、住宅ローンに近いローンの形態です。
具体的には、借手の資格や年齢、収入や資産など、必要な属性情報があらか定められており、
この条件に当てはまると、融資を受けられるという対象となります。
融資金額は、物件の担保評価から算定されますが、
担保評価の金額を超えて融資することは原則はありませんし、
融資金額の上限がもし「1億円」であれば、
いくら担保評価が高くても「1億円まで」しか融資が受けられません。
融資割合も物件価格の90%~70%、といった具合で、
融資期間も法定耐用年数-経過年数、ですとか、
金利もルール化されていて、既に企画化されています。
このような条件設定をして、審査を簡便化し、融資を出しやすくなっている銀行さんがあることは、投資家さんにとってもメリットではありますが、一般的に金利は高くなる傾向にあります。
ですから、金融機関の中では、このような商品を持っているのはかなり少数派です。
プロパーローンでは、属性や物件に応じて個別に融資条件を決めていくものです。
案件ごとに金利や期間、資割合を決めていくので、オーダーメイドと言ってもいいと思います。
この融資を行っているのは、全国の地方銀行や信用金庫といった地域密着型の金融機関ですので、このプロパーローンの方が一般的です。
このような金融機関はもちろん、物件の担保評価は取りますが、
たとえ担保評価が低くても、借り手の属性が高ければ融資もしますし
融資期間や金利もその案件によって決定されますので、
オーダーメイド型の融資とも言えます。
商品型の融資よりも好条件で融資を受けられる可能性がありますので、
プロパーローンを僕は個人的にオススメしたりもしています。
ただし、属性面が強いので、利用できるかどうかは借り手の属性次第、といことを考えますと、アパートローンとプロパーローンは組み合わせて検討することも必要ですね。
最近では、金融機関の収益物件に対する融資に積極的な姿勢が見られますので、
プロパーローンを中心に、金融機関の開拓をしてみて、投資家さんに有益情報提供するこのいいかと思います。
今朝は、「融資について」のお話をさせていただきました。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
ではまた。
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