今朝はですね「保証会社さんについて」お話をしたいと思います。
最近はこういう質問も少なくなってきたんですけど、先日ですね、投資家さんから、購入したばかりの物件の、入居者さんの保証人についてご質問頂きました。
具体的に言うと、身元のしっかりした人を保証人立てた方がいいのか、それとも、保証会社さんに加入した方がいいのか、どっちが良いのでしょうか?というご質問です。
築浅や中古の一棟アパートや一棟マンションを購入した場合、当然ながら入居者さんがいらっしゃいます。
そしてその多くは、家賃の支払いが万が一、滞ってしまった場合に備えて、保証人や家賃保証会社を利用してもらっています。
保証人を立てる場合は、大体、入居者さんの親兄弟であるケースが多いのですが、家賃保証会社さんを保証人の代わりに利用する、ということもできるんですよね。
では、家賃保証会社さんってどのような会社なの?というお話なんですけど。
簡単に言えば、入居者さんの滞納家賃等を、保証会社さんが入居者さんに代わって負担する、というサービスを行う会社です。
また、家賃だけではなくて更新料や退去負担金、強制執行の裁判費用や、電気、水道の料金までもカバーしてくれたりもします。
そして、この保証会社さんを利用するには、入居者さんに保証料を支払って加入してもらう必要があるんですね。
一般的には家賃の30%~60%程度を支払いますが、店舗や事務所の場合は家賃の100%を支払ったりもします。
ですから、中古物件を購入すると、保証会社さんに加入していない状況があったりもしますので、既存の入居者さんを保証会社さんに加入させるよう依頼をすることが多いと思います。
とは言え、この場合はですね。入居者さんではなくてオーナーさんが保証料を負担するのが一般的なんですよね。
ですから、保証人を立てた方がいういのでは?
という質問をいただいたのですが、それでも、保証会社さんの方が良いですね。
やっぱり保証会社さんの方が滞納家賃とか家賃の回収ですとか、確実性においては明らかに保証人よりも保証会社の方が上なんですよね。
保証人の場合はですね、実際に滞納家賃を請求しても回収までに時間がかかるんですよね。最悪、支払いを拒否されたりもして、裁判になっちってしまって、想定外の費用が掛かったりもします。
ただ、保証会社さんですと、滞納があっても期日通りに弁済してくれますし、事件とか事故があった場合にも対応してもらえますから、安定した賃貸経営が可能なのは保証会社さん、と僕は考えています。
とは言え、保証会社さんが倒産する、というリスクもありますので、一概にはも言えないんですけれども、保証会社の倒産リスクよりも、滞納が発生するして長引くリスクの方が圧倒的に高いので、家賃を回収できなければ、いくら満室稼働でも賃貸経営はできませんから、やはり保証会社さんの利用がよろしいかと思います。
あと、保証会社のサービスは、管理会社さんとの関係にもよってきます。
保証会社からすれば、管理会社は自社の商品を販売してくれる代理店みたいな位置付けなので、規模の大きい代理店ほど優遇して保障内容を充実させてくれるという、ところもあるんですよね。
ですから、管理会社の規模も大切な点でもあります。
いずれにしても、投資家さんから、「保証会社さんと保証人、どっちがいいの?」と聞かれましたら、保証会社です、と答えると思いますがみなさんはいかがでしょうか。
今朝はですね「保証会社さんについて」お話でした。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
ではまた。
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